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為替勝力 フィリップFXブログ

今年のドル円が期待できないか

 昨日NY市場、ドルに悪い材料の連発。6月耐久財受注が-1.0%と1.0%の事前予想を大きく下回ったことに、地区連銀経済報告に「経済は総じて拡大するものの、2地区が横ばい、他2地区は鈍化」のコメントを加えて、ドルの軟調に拍車をかけた。
 今夜も重要指標と見られる新規失業保険申請件数が発表されるが、結果が悪いと労働市場の不調が懸念され、ドル売り・円買いの動きが一段と強まる可能性がある。只明日21:30に3か月一度の米第2四半期GDPの発表が控えているため、その時間まで市場が激しく動かないことも考えられる。
 第2四半期GDPが4期連続で前期比プラスになると予想されているものの、米経済減速により予想より弱い数字になりそうで、ドルには良い材料になりかねる。
 FOMC政策金利は年内での切り上げが期待されていたが、景気鈍化とデフレ警戒の現状では無理のようだ。野村證券は、7月14日公表のFOMC議事録と昨夜公表の地区連銀経済報告に基づき、2011年半ばまでFOMCの利上げが難しいと判断し、早速今年末のドル円相場の見通しを97円→87.50円に大幅に下方修正した。

2010.7.29日 12:47更新

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