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為替勝力 フィリップFXブログ

焦点は欧州から米国へ

 火曜日の短期債券の入札が無事に終わり、ギリシャ問題はとりあえず市場の焦点から外れたようだ。だが、ECBよりFRBの方が先に利上げするという認識は変わっていないので、中長期を見る場合、ユーロがドルを圧倒することはまだ考えられない。
 ところで短期を見る場合、今夜バーナンキ議長よりの議会証言は鍵を握る。米国の経済状況及び金融政策について、証言はハト派的な内容になるとユーロの続伸が期待できるが、タカ派になるとユーロの反落に繋がる。キーワードは相変わらず「長期的な低金利」、この表現は根本的に変わらない限り、米国債相場を支える同時に、ドルを抑えユーロドル相場の上値を拡大させるだろう。
 23:00からバーナンキ議長議会証言だが、21:30に米国3月小売売上高と消費者物価指数を発表される。経済が上向いているか、金融引締めが近づいているか、米国のインフレ水準と消費者支出の状況を分析するには良い参考になる
 他に材料とされやすいのは、間もなく21社及ぶ米上場会社は第1四半期の決算発表を行うことだが、そちらもまた、FRBの利上げ時期を影響する要因となるので要注意。特に金融業、サービス業、ハイテク関連の企業の決算発表が投資家に注目されている。

2010.4.14日 2:15更新

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