為替勝力 フィリップFXブログ
リスク通貨を選んだら大きな間違いはない
先週米国GDPの発表で円安になったが、長く続かなかった。米国の景気回復は予想より進んでいるから円安のチャンスをつかめるつもりだったが、発表の何時間後、円もドルも急反発を始めた。原因を探れば、ファンド筋の利益確定によりドルと円が買われたことはまず考えられるが、今週引き続き高金利通貨が売られる原因を言えば豪州準備銀行の発表であろう。早々実施した2回目の利上げは逆にオセアニア通貨を抑える要因となった。やはり12月で年内3回目の利上げがなかなか期待できなく、それにRBAは1月で金融会合を行う習慣がないので、次回の利上げは早くとも来年2月になると市場の判断だから、調整が予想より早くきたわけだね。
今週FRB、ECB、BOE三大中銀の金利発表と米国の雇用統計が控えており、材料待ちで調整は一旦この辺でストップする可能性が高い。それから調整が再開するかどうかもちろん各中銀の声明次第だが、リスク通貨に有利な展開が期待できそうだ。1年前だったら、政策金利発表の時に利下げの懸念により避難通貨が買われることが多かった。今のところG7で利上げの時期を予断できないが、景気回復しているため利下げの可能性はほとんどないから、金融会合があれば避難通貨が売られやすい状況になりつつ、リスク通貨に投資したら大きな間違いはないだろう。
2009.11.4日 3:10更新
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