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為替勝力 フィリップFXブログ

木曜日は転換点かも

 テクニカル調整によりドルの反発が続く中、昨日の指標発表から更にエネルギーを獲得したようだ。まずドイツ11月GFK消費者信頼感調査が前回と予想より悪い結果になったので、市場に失望感を与え、ユーロが軟調に推移した。そして米10月ダラス連銀製造業活動指数が-6.4%から-3.3%となり前回より大部改善されたと見られ、ドルがユーロ・オセアニア通貨に急上昇した。実はリスク通貨だけではなく、株価や商品価格などのリスク資産も急落し、資金がドルに戻り、先週からリスク選好が後退する勢いがまだ衰えていない。
 今週一番注目を集めるのはは米国第3四半期GDPに決まり、景気後退の現状を判明する極めて重要な材料になる。政府により一連の景気対策に効果が現れ、GDPが一年ぶりにプラスに転じるのは市場が期待している。その発表は木曜日だが、今はもうある程度それを織り込んでいるかもしれないので、発表後市場の反応に十分気をつけたいところだ。プラスになるのは間違いないが、予想より悪い結果になればまた急にドル売りに戻る可能性が高い。逆に予想より良い結果を収めた場合、リスク選好が前進し、ドル円・クロス円が共に買われることは考えられる。

2009.10.27日 2:54更新

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