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為替勝力 フィリップFXブログ

ドル反発に要注意

 昨日発表した米国のISM製造業景況指数と新規失業保険申請件数はそれぞれ悪い結果になった。それによって市場が今回の景気回復がV字ではなくW字の形を取ることではないかと解釈しているようだ。つまり経済状況がもう一回底に突っ込む可能性があり、一回の底入れを通し、V字の形で回復するのは難しいとのことだ。市場からの不安が素直に株に反映され、ダウが203ドルの下げでここ3ヶ月最大の下落幅を記録した。今日は雇用統計が控えているが、もしそれも予想外の悪い結果になってしまうとドルが再び避難通貨の役目を担うだろう。
 もう一つドルに有利な要素になりそうなのは今週末のG7だ。ドル安の加速に歯止めをかけようとする発言があればドルの反発が強まる。木曜日にアルムニア欧州委員会委員がG7でユーロ高について協議すると述べたことは、事実上のユーロ高牽制と解釈されている。一方、トリシェECB総裁もアルムニア委員の発言に支持する意思を表明したので、ユーロがドルに対し軟調に推移している。
 要するに雇用統計の結果とG7の内容次第、ドル安が止まるか進むか、為替動向がはっきりしてくるかもしれないので十分に注意しないといけない。

2009.10.2日 3:42更新

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