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為替勝力 フィリップFXブログ

調整はチャンス

 最近避難通貨の「悪口」ばかりしているが、昨日ドルと円が見事に反発したね。但しこの程度ではレンジ内の調整としか考えられなく、避難通貨を買い続ける理由はまだ見当たらない。短期の値動きだったら米国及び欧州株式市場と連動しているので、米7月消費者信頼感の低下が意識されたこともあり、昨日欧州も米国も株が下がったことにつれて避難通貨が買われたが、今日も株の動向次第だろう。
 消費者信頼感指数を言えば、火曜日豪州の発表は素晴らしかった。第2四半期の-4の結果は第1四半期の-24より明らかに改善されていることが分かった。豪州が今回の金融危機にとてもうまく対応しているため、景気回復は他の先進国より早いかもしれない。そうなるとRBAがどの中央銀行よりも早く政策金利を上げるだろう。
 昨日の記事で米雇用市場に注目しようと話したが、雇用状況が改善されると景気回復がスムーズに進んでいると見られ、ドル売り・円売りにつながるが、雇用状況が悪化すればドルが尚更猛烈に売られる恐れがあると語るエコノミストもいる。世界トップクラスの商品先物会社MF Global LtdのエコノミストJessica Hoversenは、企業よりコストの大幅な削減及び政府より過度な財政支出のお陰で回復するのは決して安心できることではなく、ドルに大きなリスクが残ると語った。
 やはりどう考えてもドル買いは危ない。焦らずに今の調整を見極めて、オージードルとユーロを買うのが吉。テクニカル的には、AUDUSDのサポートラインなら、0.8150→0.8070→0.8000、EURUSDのサポートラインなら、1.4090→1.4010の感じ。ご参考まで。

2009.7.29日 2:41更新

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