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為替勝力 フィリップFXブログ

ポンドのいい話をしよう

 数ヶ月前だったら、ポンドを安心で買うわけにはいかない状況だったが、ここ1ヶ月ポンドの値動きやイギリス経済指標の結果によって、テクニッカル面でもファンダメンタル面でも、ポンドにとって堅調を維持する条件が揃っていることが分かった。
 2008年8月に重要なサポートライン1.93を割れてから、半年も経っていないうちに1.34台に突入、下落幅が28%超え、1992年欧州為替相場メカニズムから脱退した時にポンドの急落よりも激しかった。まさか1976年イギリス経済危機のように、またIMFに救援を求めざるを得ない状況になるかと、ほとんどの市場参加者がそう思った。しかし今回はポンドがそれを乗り越えた。今頃のポンドが主要通貨の中で最も過小評価されている通貨だと考えられる。BOEのキング総裁が今週の発言で景気回復が予想より時間がかかると強調したが、ポンドの安さと景気底入れを考えたら、ポンドを買ってもいいではないかという見解が増えている。
 三菱東京UFJロンドン支店のLee Hardmanが、量的緩和政策がイギリス経済を強くサポートしている、景気底入れにつれて、ポンドがリバウンドする機が熟していると話した。
 もちろん0.5%という低い政策金利と量的緩和政策によってインフレの心配もあるが、13日の四半期インフレ報告によって、2%のインフレ目標に大幅に下回る見通しによって、今心配する必要が無いので、それより景気回復が進んでいることに投資者が一番関心を持っている。

2009.5.15日 2:41更新

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