為替勝力 フィリップFXブログ
ユーロもパニックの真ん中に
二週間も続落したユーロ/ドル、ユーロ/円だが、まだまだ下向きリスクを感じている。やはりこの先がどうなるか市場がユーロに対して大きな不安を抱えているようだ。ユーロ圏の景気後退がユーロが売られる一つの原因だが、ECBがどんな金融政策を取るか注目のポイントになる。利下げをするか、またどの程度で利下げをするか、利下げと同時に量的金融緩和を実施するか、その方針がはっきりしなければ、投資者がユーロを買う意欲が湧いてこないだろう。
今週にいくつかユーロの動きに深く関わる指標がある。まず火曜日にドイツ3月ZEW景況感の発表が控えており、ユーロ圏経済がいい方向に向かっているかどうかの参考になる。水曜日にIMF(国際通貨基金)による(四半期ベース)世界経済見通しの公表がもっと重要になってくる。その内容が投資者に安心感を与えないと、資金がまたリスク資産からドルと円に流れ込み、当然ユーロの人気も一段と衰えるだろう。
一部の市場アナウンサーによって、この経済状況の中、5月7日ECBの方針が明らかになるまで、ユーロ/ドルが1.2500に下落してもおかしくない。
2009.4.20日 5:57更新
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