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為替勝力 フィリップFXブログ

今こそ雇用統計の重要性を理解しよう

毎月市場が最も注目する経済指標-米雇用統計がいよいよ今夜22:30に発表される。その注目される理由といえば、金利政策以外、米ドルの動向に一番影響を与えることだ。その時間に為替市場で「地震」が起きるかも。
米国の雇用市場は米国経済にとって極めて重要な存在であり、雇用統計が雇用状況を最も直接に反映する指標だといえよう。統計の良い結果は景気が拡大している判断に繋がるが、結果が悪ければ景気が後退していることを予想され、何回も悪い結果が続けば、景気が非常に低迷していることが分かってくる。
景気拡大の局面を迎えたら、インフレリスクが現れる恐れがあるし、景気後退の時期にデフレリスクが伴う。FRBがインフレレベルに常に警戒しているので、雇用統計の結果に当然注目しないといけない。だから雇用状況がFRBの政策に直結していると言っても過言ではない。
市場の調査では、米国2月非農業部門雇用者数が65万に及ぶ減少で、ここ60年に月単位で最大な下落幅となる。一方、2月失業率が7.9%にのぼる予想で、昨年9月以来、1.8%も高くなり、そのスピードはここ30年の最高を記録する。
数多くの市場アナウンサーが09年米国の失業率が9%までのぼる可能性が高く、10%に達しても異常ではないと予測している。それにFRBも景気対策の効果が良くても、2010年まで失業率が7%を下回ることはないだろうと判断している。
もちろん景気後退が全世界規模で蔓延しているため、今を特別な時期として取り上げて、雇用統計が従来程度の威力を発揮するわけにはいかないが、肝心な指標だけに、十分注意した方がいい。

2009.3.6日 3:21更新

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