風読記 フィリップFXブログ
膠着感
動きがないわけではないのですが、ここにきて少し膠着状態になってきています。
それだけドル円の115、ポンド円の230、ユーロ円の155台が居心地がいいのかもしれませんね。ただ、ここからどちらかに振れると一気に行きそうな気もします。
しかし、7月8月の動きを振り返ってみると年初来の高値と安値を短期間で記録するという荒れようでしたね。円キャリーの過熱からの円安とサブプライム問題がらみでのその円キャリーの解消からの円高。日本の金利の低さが根本の原因だとは思うのですが…。そのおかげでリスク資産離れが言われるようになり、流動性も低くなりで解決にはもう少し時間がかかりそうな気がします。少なくとも対円の主要3通貨全てで今回の下落の半値を回復して欲しいところです。ポンド円とユーロ円は下落から一時的に回復したことはあったのですが、ドル円は下落からの半値(117.85前後)にはまだまだ。
それまでは多少回復したように見えてもダマシの可能性もありますので注意して見ていきましょう。
それに今日はカナダとアメリカはレイバーデイ、労働者の休日で休場になります。こういう時にダマシが出やすいように思うのは私だけでしょうか…。
http://fx.blogmura.com/fxinfo/
2007.9.3日 3:02更新
固定ページ
アーカイブ