風読記 フィリップFXブログ
ヘッジファンドとサブプライム。
お盆休みに入っている方も多いとは思いますがいかがお過ごしでしょうか。残暑とはいえ連日の真夏日・猛暑日。ありがたいはずの晴れマークもそろそろうんざりといったところですが、市場では秋口を見据えた動きがそろそろ出てきそうな気配です。
それは複数のヘッジファンドが9月から11月に決算時期を控えていて、そろそろ換金時期を探ってきそうだということ。為替を組み込んだファンドは多くはありませんが、株式を組み込んだものであれば簡単に見つかります。そしてここのところ市場では経済指標よりも各国の株価に影響をされやすく、密接につながっていると言えるでしょう。一般投資家向けのファンドでも目論見書などに「元本確保型」としているファンドも最近では出てきていますが、そういったものはハイターン商品と合わせて高金利通貨も運用しているのは公表されていないとは言え想像に難くありません。
その一部が高金利商品のFXで運用されているという話も事実だと思いますが、そのその高スワップの代表格ポンド円やドル円がここのところ下落気味。もう少し上がるのを待って換金売りに出てくるのではないかとも思いたいのですが、いかんせんチャート的に今ひとつ強みに欠ける。今週は手がかりを探す展開というか、方向感もあまり無く推移しそうです。と言ってもドル円の予想されるレンジは先週と同様117後半から119前半と、なんともボラティリティの高いものになりそうで注意が必要です。
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2007.8.13日 7:29更新
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