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自民参院第一党から転落の重要性
昨日の参議院通常選挙の結果、既にご存知のことかとは思いますが自民党が歴史的な大敗となりました。「歴史的」漠然としてつかみどころのない表現ですが、今回の「歴史的」は一味も二味も違います。自民党結党以来初めて議会の第一党から転落したという事実はまさに「歴史的」なことではないでしょうか。国会での議会運営を担うのが両院の議長。その議長は各院の第一党の政党の中から選出される決まりです。つまり、次の参院議長は第一党である民主党から。そうなると今まで行われていたような強行採決や決済が行えなくなり、政権政党としての新法の成立といった政権運営にまで影響が出てくる可能性があります。しかしながら、見方を変えると強行採決が行われない分活発な議論が行われる可能性もあるわけで（あくまで可能性ですが）一概には言えません。
そして、これを受けての今日の為替の動きは先週来言われていた「織り込み済み」を実証するようなものになっています。通貨によってはポンド円など円高になっているものもあるほど。ポンド円２４０を割りこんでいるのは心理的にもインパクトがありますね。
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2007.7.30日 2:29更新
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