風読記 フィリップFXブログ
ハイリスクハイリターンなのは?
「証拠金取引はハイリスクハイリターン」昔から言われている言葉です。ハイリターンはもちろん投資金額に対して獲得できる利益が大きいことを表します。一方のハイリターン、これは逆に投資した資金に対して(他の投資手法に比べて)損金が大きくなりがちなことを意味します。
多くの会社が採用している『マージンカット』(ロスカットルール)のある現在の為替証拠金取引で損失が出るというのはおおよそ2通りの場合が考えられます。まずは自らマイナスになっているポジションを決済する場合。トレンドの転換、ポジションの整理…などが考えられますが、その状況に応じて「自ら」行うものです。
もう一つが取引システム上での自動的な決済、先に触れたマージンカットです。取引会社によっては自動ロスカットとも言います。値洗いのマイナス(未決済ポジションのマイナス)が一定以上に達した場合に保有しているポジションが「強制的に」決済されるというもの、という説明はもう不要ですね。前者のいわゆる「損切り」に比して後者の「マージンカット」の方が損金額が大きくなる傾向があるのではないでしょうか。
では、その損金額が大きくなりがちなマージンカットにへのリスクを抑えるにはどうしたら良いか。
最も簡単なのは預け入れ資金という分母を増やしてやることでしょう。分母を増やしてやればロスカットまでの余裕も比例して広がります。ただし、無尽蔵に資金を出し続けるというのはまず無理な話ですし、よしんばできたとしても止めておいたほうがいい。ただ、(ポジション取り云々は置いておいて)マージンカットに怯えながら取引を続けると言うのも心臓に悪い。
となると、答えは絞られてきます。取引会社の選び方次第で証拠金の額もレバレッジも変わるOTCの利点をこういう時に利用しない手はありません。下の表が6月21日現在の大手数社とフィリップFXの比較です。ポンド/円245.00というレートでの10万通貨単位という条件で調べた結果、同じ「OTC証拠金取引」と言っても大きく違うのがお分かりいただけるのではないでしょうか。
また、実質レバレッジは今回載せていませんがフィリップFXではポンド/円のレートが245.00の場合、実質倍率は490倍という倍率になります。
A社 | B社 | C社 | フィリップFX | |
---|---|---|---|---|
10万通貨単位での証拠金額 | 24.5万円 | 12万円 | 10万円 | 5万円 | 預け入れ金額50万円での ロスカットまでの余裕ポイント |
255ポイント | 380ポイント | 400ポイント | 450ポイント |
この表を見るとハイリスク=ハイリターンという図式が全ての場合にあてはまるものではないという気が私はするのですが…。このカラクリ、おわかりになりますか?
マージンカットについて詳しくは>>こちら
今のトレンドについて詳しくは>>こちら
2007.6.21日 12:52更新
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