225耳より情報
225耳より情報(海外市場祝日を控えて落ち着いた動きの日)
2025年04月18日 08:25
おはようございます。
17日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「3万4000円が上値として意識され、円高を背景に半導体関連を中心とした売りが見込まれる一方、日米通商交渉への期待からの内需関連、および訪日外国人客数増からのインバウンド関連の下支えからの押し目買いが期待されるところ」と書きました。
実際には、朝方の日米関税交渉で為替に関する議論が無かったことを受けて、ドル高・円安に振れたことを受けて買い基調で推移し、逆に3万4000円を下値として押し目買いから、大引けにかけて3万4377円まで上昇しました。
夜間取引の日経平均先物(6月限)は、欧州中央銀行理事会で政策金利の引き下げが行われたことから、ユーロ安ドル高を受けた円安ドル高を背景に3万4740円まで上昇しましたが、トランプ米大統領がパウエル米FRB議長の退任を要求したとの報道を受けて3万4500円近辺まで押し戻されました。
18日の日経平均株価は、イースター休暇による海外市場の休場を控えて落ち着いた動きになることが想定されるなか、為替の円安ドル高への戻りを背景に、3万4500円を中心に3万4300〜3万4700円近辺での推移を想定します。