225耳より情報
225耳より情報(大幅リバウンドからの戻り売り・押しの程度が肝心)
2025年04月10日 08:25
おはようございます。
9日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「 米国による相互関税の発動を日本時間の午後1時に控えて、3万2000円を中心に3万1500〜3万2500円近辺でのレンジでの推移を想定」と書きました。
実際には、寄り付きの3万2565円を高値として3万2000円を挟んだ値動きで推移していましたが、午後1時以降、3万1500円割れまで下落しました。円高の進行も売りに拍車をかけました。
夜間取引の日経平均先物(6月限)は、中国による報復関税の発表を受けて、午後9時30分頃には3万1120円まで下落しました。
円高ドル安の進行一服とともに3万2000円近辺までリバウンドしていたなか、10日の午前2時頃にトランプ大統領から、報復関税を行わない国・地域に対して相互関税の実施を90日間一時停止して交渉に応じるとしたことから、3万5100円まで急騰しました。
10日の日経平均株価は、一目均衡表の日足の基準線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)である3万4506円、および週足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)である3万5187円がそれぞれ意識される展開を想定します。