225耳より情報
225耳より情報(3万6000円の下値試し)
2025年03月31日 08:31
おはようございます。
28日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「配当権利落ちに伴う下落分を埋める動きが出るかどうか、そこから更に売られるが焦点となるなか、3万7500円の節目が重しとなると想定されます。下値としては3万7250円が目処となる一方、深押しする場合には3万7000円を試す局面への警戒が必要」と書きました。
実際には、3万7359円の寄り付きを高値として、配当権利落ちの影響に加え、米自動車関税の影響が警戒された自動車株、および値がさの半導体関連株などを中心に大きく売られる展開となり、一時3万6864円まで下落しました。
夜間取引の日経平均先物(6月限)は、米国の物価や消費者信頼感に関する指標からスタグフレーション懸念が高まったことを受けて、3万6300円まで下落しました。
31日の日経平均株価は、月足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)である3万6791円、または3万6500円近辺までで 上値を抑えられつつ、3万6000円の下値を試す動きも想定されます。
下値を試した後、3月末の決算を意識した買い戻しの動きがどこまで出てくるのかがポイントになりそうです。