225耳より情報
225耳より情報(メジャーSQ週「魔の水曜日」を乗り切れるか)
2024年03月06日 08:23
おはようございます。
5日の「225耳より情報」で日経平均株価について「先物・オプション3月限の最終決済に係る「メジャーSQ」を金曜日に控え、「先物売り・現物買い」の裁定取引(アービトラージ)解消売りへの警戒が高まりやすいこともあり、4万0250円近辺で上値が抑えられやすくなりそう」と書きました。
実際には、午前中は4万円を下回って推移しましたが、3万9840円で下げ止まり、午後に4万0226円まで買われる展開となりました。
半導体関連銘柄は利益確定売りが強まりましたが、大成建設の配当方針変更に牽引された建設株、東京都の消費者物価指数の発表に加えて春闘が山場に近づいて日銀の金融政策が気になる銀行株などが下支えとなりました。
その後の夜間取引の日経平均先物(3月限)は、米国景気指標の悪化を受けて3万9670円まで下落する局面がありました。
6日の日経平均株価は、先物・オプション3月限の最終決済に係る「メジャーSQ」を金曜日に控え、「先物売り・現物買い」の裁定取引(アービトラージ)解消売りも重なりやすい「魔の水曜日」と言われる日でもあることから、3万9500円割れなど下落の値幅が大きくなる可能性も想定しておくべきでしょう。
他方、高値が5日の安値を上回って4万円を奪還できるかどうかもポイントと見ます。