TOKYO PRO Marketは、東証が運営する5つの株式市場の1つです。母体となっているのは、ロンドンのベンチャー向け市場“AIM”をモデルとして2009年6月東証とロンドン取引所の合弁で設立された日本初の国際ベンチャー市場TOKYO AIMです。2012年7月に東証が継承してTOKYO PRO Marketとして再スタートしました。
上場審査や上場後のフォローをすべて主幹事(J-Adviser)が担うという新しい制度を採用し、また上場基準(形式基準)が無いため、規模の小さいアーリーステージの会社・既存市場の枠組みにはまりにくい会社・外国企業等の多様なニーズにも対応できる市場で、今後爆発的な増加が期待される市場です。
具体例としましては、以下のような企業に適していると言えます。
TOKYO PRO Market市場は形式基準と言われる上場基準が緩やかで、多様な上場ニーズに応えることが出来るため、次のような企業にも適しています。
その他、上場時の株主数等の基準がないため、ノーファイナンス上場、上場時ファイナンスは特定(若しくは少数)の株主だけに新株発行を行う、といった機動的なIPO設計が可能です。また上場の直前(例えば半年程度前)にPre-IPOファイナンスとして資金調達を実施することも可能で、企業のニーズに合ったIPO戦略を構築することが出来ます。