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225耳より情報

225耳より情報(配当権利落ち300円超に対する動きが焦点)

2025年03月28日 08:26

おはようございます。

 27日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「配当権利付き最終日を控えて、指数連動ETFによる権利落ち分(約305円相当)に対応した先物買いが大引けにかけて発生すると見られる需給要因から、後場にかけて上振れしやすい面がありそうです。自動車へのトランプ関税の内容次第で下振れが深くなる可能性がありますが、一目均衡表の日足の基準線37747円、転換線の37407円が意識されやすい」と書きました。

 実際には、米国による自動車への関税が自動車部品にまでおよぶとされたことから自動車や自動車部品メーカーを中心に売られましたが、配当権利取りの買いや地銀の再編思惑の買いなどの下支えにより、37859円まで上昇後、下値も37556円までの下落にとどまりました。

 夜間取引の日経平均先物(6月限)は、米国による関税を巡る不透明感や貿易戦争への警戒感が相場の重荷となって37250円まで下落後、42日発表予定の相互関税についてはトランプ米大統領が「寛大になる」と述べたこともあり、37500円超えまで戻る場面もありました。

 28日の日経平均株価は、配当権利落ちに伴う下落分を埋める動きが出るかどうか、そこから更に売られるが焦点となるなか、37500円の節目が重しとなると想定されます。

下値としては37250円が目処となる一方、深押しする場合には3万7000円を試す局面への警戒が必要でしょう。

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