225耳より情報
225耳より情報(イベント通過後で一服感強まるか)
2025年03月21日 08:28
おはようございます。
19日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「日銀の金融政策決定会合では政策金利の据え置きが予想されているものの、米国FOMC(連邦公開市場委員会)も控えていることから、大きな動きになりづらい展開」と書きました。
実際には、発表直後の11時30分ごろに3万8000円超えまで上昇しましたが、午後からは材料出尽くしから売りに押され、大引けにかけて3万7800円割れまで下落しました。
夜間取引および祝日取引の日経平均先物(6月限、現物価格より255円程度安い)は、米FOMC(連邦公開市場委員会)を受けて一時3万7780円まで上昇しましたが、その後20日の午後6時頃まで3万7600円近辺で推移しました。
欧州でECB(欧州中央銀行)総裁発言やスイスの政策金利引き下げなどを背景に3万7200円割れまで下落後、米国の経済指標を好感して3万7450円まで上昇しました。
21日の日経平均株価は、一目均衡表の日足の基準線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)である3万7784円が上値として意識される一方、下値として3万7500円割れを試す局面も想定されます。
3万6000〜3万8000円の想定レンジに対し、上限超えの目標達成からレンジ中心への回帰の動きが当面強まる可能性もありそうです。