225耳より情報
225耳より情報(3万8000円目標達成後の一服感に要注意)
2025年03月19日 08:28
おはようございます。
18日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「3万8000円の上値を試しつつも、一目均衡表の日足の基準線である3万7784円近辺、および下値として3万7500円台が意識されやすい展開を想定」と書きました。
実際には、総合商社株への買いを中心に堅調に推移する中で、3万7800〜3万8000円の狭い値幅のレンジで推移しました。3万8000円の壁の厚さも意識されました。
夜間取引の日経平均先物(6月限、現物価格より255円程度安い)は、ドイツ議会が財政改革パッケージを可決するといった好材料がありましたが、米景気指標が発表された午後9時半以降、3万7650円から3万7400円近辺まで下落しました。
トランプ米大統領とプーチン露大統領の会談を受けて、その後の戻りは3万7550円までにとどまりました。
19日の日経平均株価は、お昼前後に発表される日銀の金融政策決定会合では政策金利の据え置きが予想されているものの、米国FOMC(連邦公開市場委員会)も控えていることから、大きな動きになりずらい展開が予想されます。
とはいえ、前日安値近辺の3万7800円が上値として意識される一方、戻り一服感から3万7500円の下値を試す動きが深押しにつながる展開も想定されるところです。