2024年07月03日 08:28
おはようございます。
2日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「上値として意識される価格帯が前日終値3万9630円近辺なのか、3万9500円台なのか、あるいは3万9750円近辺までなのかの見極めが必要と考えられます。それは短期的な相場の強弱感の見極めにも有効になると思われます。」と書きました。
実際には、寄り付き後に3万9500円の節目で押し目買いが入った後、午前中に3万9900円まで上昇しました。
後場寄りで3万9700円割れの下落から始まったものの、4万円の節目を超えて4万0100円台まで上昇しました。
円安とバリュー株の組み合わせで幅広く買われており、夏のボーナス支給を背景とした新NISAによる個人投資家の買いの影響力の強さを感じさせます。
日経平均先物(6月限)の夜間取引は、パウエルFRB議長のハト派よりの発言やテスラの電気自動車4-6月の販売台数を好感した米国株市場の堅調な動きを受けて、4万0250円近辺まで上昇しました。
3日の日経平均株価は、新NISAの文字通りの「ボーナス・ステージ」を背景に、利益確定売りを強い押し目買い意欲で吸収する展開が想定されます。
3/4の高値4万0314円、および、3/8の高値4万0472円が目先の目標値と想定します。