2025年03月26日 08:28
おはようございます。
25日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「3万8000円の節目が意識されやすい中で、上値としては一目均衡表の週足の転換線である3万8121円、下値としては日足の基準線である3万7784円近辺が意識されやすい展開」と書きました。
実際には、トランプ米大統領による関税の発言と円安ドル高を好感して買い先行で3万8115円まで上昇後、上値を抑えられて売りに転じ、3万7700円割れまで下落しました。大引けに向けて3万7800円近辺が意識される展開となりました。
夜間取引の日経平均先物(6月限、現物価格より255円程度安い)は、欧州株市場の堅調な推移を受けて上昇基調で推移し、午後9時頃までに3万7780円まで上昇しました。
その後、円高ドル安や米国の経済指標を受けて米国株市場の取引開始時には3万7540円まで下落しましたが、ウクライナ情勢の進展などを背景に3万7800円超えまで上昇しました。
26日の日経平均株価は、27日の配当権利付き最終日を控えて、指数連動ETFによる権利落ち分(約305円相当)に対応した先物買いを先回りした買いが出やすいこと、および四半期末に向けて為替のドル買いが出やすい季節要因から、上値を切り上げやすい面がありそうです。
3万8000円を中心に、上下それぞれ200円程度の価格帯レンジを想定します。