2024年05月17日 08:26
おはようございます。
16日の「225耳より情報」で日経平均株価について「上値を3万8900円近辺、下値を昨日寄り付きの3万8530円近辺でのレンジ推移を想定」と書きました。
実際には、米国株市場の堅調な動きを受けて寄り付き直後に3万8900円近辺まで上昇したものの、朝方発表さ1〜3月GDP(国内総生産)速報値を背景に午前9時30分頃には3万8513円まで下落しました。
その後は反転上昇から大引けにかけて再び3万8900円超えまで上昇の「往って来い」となりました。
夜間取引の日経平均先物(6月限)は、米国市場で新規失業保険申請件数や輸入物価などの経済指標を受けてインフレ圧力が意識されたこともあり、朝方にかけて3万8500円台まで下落基調で推移しました。
一目均衡表の日足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)が3万8453円、基準線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)が3万8253円にあります。
17日の日経平均株価は、3万8500円を試しつつ、3万8400円台近辺での押し目買いから3万8700〜3万7800円近辺へのリバウンドとなるパターン、および、3万8200円台への深押しから3万8500円台程度までのリバウンドにとどまるといったパターンが想定されるところです。