225耳より情報
225耳より情報(3万9000円台キープが焦点)
2025年02月20日 07:29
おはようございます。
19日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「米国株市場でインテルはじめ半導体関連銘柄が堅調なことを好感することが考えられますが、長期金利上昇が上値を重くする可能性が高そうです。3万9250円を中心として、上下にそれぞれ100〜150円近辺での推移を想定」と書きました。
実際には、寄り付き以降に3万9300円まで上昇後、午前10時30分に日銀審議委員の講演による発言を受けて長期金利が上昇したことを受けて3万9000円まで下落する局面がありました。その後は3万9100円台を中心に横ばいで推移しました。
夜間取引の日経平均先物(3月限)は、トランプ米大統領の関税に関する発言を受けて欧州株市場が軟調に推移したことから午前0時頃に3万8750円まで下落しましたが、米国株市場でITハイテク銘柄の押し目買いが見られたことを背景に3万8900円台後半まで反発しました。
20日の日経平均株価は、欧州株と同様にトランプ関税に対する懸念から弱含む展開が想定されます。3万9000円超えが一時的となれば、3万8600〜3万8700円近辺への下落も考えられるところです。
3万9000円を超えても上値は19日終値近辺にとどまる可能性が高そうです。