225耳より情報
225耳より情報(決算発表シーズン終了後はマクロ環境主導)
2025年02月18日 07:47
おはようございます。
17日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「米国の現地17日の株式市場が祝日で休場であることから、通常であれば狭い範囲の値動きに終始することが想定されますが、自動車業界をはじめとして日本企業も米トランプ政権による相互関税の影響を強く受けそうだとの懸念から、3万8900円割れまで下値を試す展開も想定」と書きました。
実際には、朝方発表された24年10~12月期GDPは市場予想から上振れしたことを受けて、長期金利上昇に伴う円高進展で上値が重い中でも底堅く推移しました。
概ね3万9050円割れから3万9200円台前半までのレンジでの横ばいでした。
夜間取引の日経平均先物(3月限)は、米国株市場が休場だったこともあり、3万9100円台後半のまま、横ばいに終始しました。
欧州株市場は防衛関連銘柄の買いを中心に堅調に推移しました。
18日の日経平均株価は、決算発表シーズンが一服したことから個別銘柄の材料が乏しくなる中で、為替相場やトランプ関税の動向、日経平均への寄与度が高い半導体関連銘柄の動向を中心に先物主導で動きやすい展開が続くと想定されます。
一目均衡表の日足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)である3万9086円、基準線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)である3万9167円が手がかりとなりそうです。