225耳より情報
225耳より情報(米国物価統計睨みの展開)
2025年01月15日 08:35
おはようございます。
14日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「国内外の長期金利上昇を背景に上値が抑えられやすいとして、3万8500〜3万9000円近辺での推移を想定」と書きました。
実際には、寄り付き後に3万9054円の高値を付けた後、氷見野日銀副総裁の講演を受けた日銀利上げ観測や米政権による先端半導体輸出規制が嫌気されたこともあり、 3万8300円まで下落しました。
その後は3万8500円までのリバウンドにとどまりました。
夜間取引の日経平均先物(3月限)は、米国の卸売物価指数(PPI)の上昇鈍化が好感されて3万8500円近辺から3万8800円近辺まで上昇する局面がありました。
15日の日経平均株価は、米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見姿勢が強まりやすい中で3万8800〜3万8900円近辺は戻り売り圧力が高まりやすくなりそうです。その一方、3万8500円を下値の目処と想定します。