225耳より情報
225耳より情報(米雇用統計を受けて下値模索の様相)
2025年01月14日 07:44
おはようございます。
10日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「一目均衡表の日足の転換線である3万9660円近辺、および、基準線である3万9180円近辺に挟まれた価格帯の中で下値を試す動きを想定」と書きました。
実際には、寄り付き後の3万9591円を高値として売り基調で推移し、3万9166円まで下落しました。その後は前引けにかけて3万9400円超えまで反発しましたが、午後は3万9200円割れ〜3万9300円超えのレンジ横ばいで推移しました。
ミニ先物とオプションの1月限のSQ値(特別清算値)となった3万9343円も上値として相場の頭を抑える形となりました。
10日の夜間取引の日経平均先物(3月限)は、12月の米国雇用統計が強い内容だったことを受けた米国長期金利上昇、およびそれに伴う米国株の下落を背景として3万8600円台まで下落しました。
13日のCME市場の日経平均先物は、3万8140円まで下落後、3万8670円まで上昇しました。
14日の日経平均株価は、国内外の長期金利上昇を背景に上値が抑えられやすいとして、3万8500〜3万9000円近辺での推移を想定します。
3万8800円台で上値を抑えられやすい可能性がある一方、上抜ければ10日の安値近辺を試す可能性も想定されるところです。