225耳より情報
225耳より情報(レンジ相場継続の様相)
2025年01月10日 07:40
おはようございます。
9日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「ミニ先物とオプションの1月限の最終決済に関する特別清算値(SQ値)の算出を10日に控えて、4万円の節目への意識から値動きが小さくなる展開を想定」と書きました。
実際には、米トランプ次期大統領が一律関税のため緊急事態宣言を検討しているとの報道を受けて、寄り付き時に3万9930円で上値を抑えられ、3万9400円割れまで下落しました。
その後は下落幅の半値戻しとなる3万9600円台までのリバウンドが見られました。
夜間取引の日経平均先物(3月限)は、米国市場がカーター元大統領の国葬で休場だったこともあり、3万9500円を挟んだ上下50円の小動きに終始しました。
10日の日経平均株価は、米国の12月の雇用統計発表を控えていることから、様子見が強まりそうです。
一目均衡表の日足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)である3万9660円近辺、および、基準線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)である3万9180円近辺に挟まれた価格帯の中で下値を試す動きを想定します。