225耳より情報
225耳より情報(需給好転からの押し目買いに期待)
2025年01月08日 07:50
おはようございます。
7日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「日足の転換線が3万9500円台まで上昇してくることから、3万9500円の節目が押し目買いとして機能するか、あるいは売りが進行するのかの見極めがポイントなりそう」と書きました。
実際には、寄り付き時の3万9600円割れを底値として買いが加速し、4万0288円まで上昇しました。半導体関連銘柄への物色を中心として12月の27日および30日につけたそれぞれの高値4万0398円、4万0325円に迫りました。
夜間取引の日経平均先物(3月限)は、米国の経済指標の強さを受けた米長期金利上昇から米国株市場が下落したこともあり、3万9600円台まで下落しました。
8日の日経平均株価は、日足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)が3万9700円台まで上昇してくることから、寄り付き近辺で3万9700円付近から上昇できるか、上値を抑えられて3万9500円に向けて売りに押されるかが焦点となりそうです。
12月の節税・ポジション調整売りが出やすかった時期と異なり、新NISAの年間非課税投資枠拡大や信用取引の昨年7月高値の期日が近いことなどを背景として需給面が好転していることから、当面は戻り売りよりも押し目買いが優勢となりやすい展開が続くと見ます。