225耳より情報
225耳より情報(戻り売り目線も、新規売りのエントリーは慎重さも必要か)
2024年07月01日 08:32
おはようございます。
28日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「6月末の評価損益を意識したお化粧買いが意識されやすい反面、年金などポートフォリオのリバランスは株売り、債券買いに繋がりそうな面もありそう」としつつ、「3万9500円を意識しつつ、上値は3万9750円近辺、下値は3万9400円近辺での推移を想定」と書きました。
実際には、3万9785円までの上昇から反転下落も、安値は3万9485円までにとどまり、底堅い推移となりました。
その後の日経平均先物(6月限)の夜間取引は、概ね3万9650〜39950円で推移しました。
節目となる6月末を経て、月末の日曜日にはフランス国民議会選挙の開票速報で「自国第一主義」の極右派が躍進し、7日の決選投票で過半数を取れるのかどうか、予断を許さない状況となっています。
1日には寄り付き前に日銀短観も発表されるなど、日経平均株価の変動性が高まりやすい日となりそうです。
変動性の上昇は相場下落に結びつきやすい面もあり、デイトレードの観点では、3万9750~4万円のレンジでは、戻り目線で新規売りからのエントリーを検討したいところですが、節目の4万円が近づくところではデリバティブの動きが大きく交錯することから慎重さも必要な局面のように思われます。