225耳より情報
225耳より情報(海外投資家不在で先物主導のレンジ相場か)
2024年12月24日 08:58
おはようございます。
23日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「海外市場が25日のクリスマス休暇を控えて閑散となりやすいこと、および国内でも税金対策に関する年内受渡の売却も出やすい」としつつ、「一目均衡表の日足の基準線である3万8946円近辺〜3万9000円近辺で上値を抑えられやすい」と書きました。
実際には、先週金曜日の米国株の上昇を受けて半導体関連を中心とした買いから上値と下値を切り上げる動きとなりました。3万9000円近辺で寄り付いた後、3万8900円割れからの押し目買いで日足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)である3万9230円近くまで上昇しました。
夜間取引の日経平均先物(3月限)は、米国株市場が経済指標の発表から取引開始後に下落したものの、押し目買いが入った流れを受けて、3万8900円から3万9200円まで上昇しました。
24日の日経平均株価は、海外投資家がクリスマス休暇を控える中で先物主導の商いを中心とした小動きになるとみて、オプション権利行使価格を意識して3万9250円を中心に上下150円近辺のレンジ相場を想定します。