225耳より情報
225耳より情報(3万9000円を意識したレンジ相場か)
2024年12月20日 07:34
おはようございます。
19日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「寄り付きから大幅安で推移するとみられることから、市場への混乱を招くことを回避するために日銀金融政策決定会合で利上げげ据え置きが決定されれば、反発の余地がありそう」としつつ、「日足ローソク足で陽線を付けるかどうか、どの程度終値が始値を上回るのかも重要になる」と書きました。
実際には、寄り付き後の3万8400円割れへの下落から反転上昇し、日銀の利上げ据え置き決定後、一時3万8900円超えまで上昇しました。
夜間取引の日経平均先物(12月限)は、日銀植田総裁の会見を受けて為替の円安ドル高が進展したことから、米国取引開始時間前に3万9300円超えまで上昇しましたが、その後は概ね3万9150円を中心に上下150円内でのレンジ内の横ばいで推移しました。
20日の日経平均株価は、一目均衡表の日足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)が3万8946円、日足の基準線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)が3万9223円にあることから、3万9000円を挟んで、両価格を意識したレンジ相場での横ばいの動きで推移すると想定します。