225耳より情報
225耳より情報(レンジを切り下げつつ、日米金融政策前の様子見相場か)
2024年12月18日 07:36
おはようございます。
17日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「引き続き円安ドル高の進展と米ナスダック総合指数の史上最高値更新を背景に、3万9700円台への上値を試す一方、消費・小売関連や中国関連銘柄の売りに押されて3万9250円近辺への下値を試す動きも想定」と書きました。
実際には、寄り付き後に3万9800円近くまで上昇しましたが、アドバンテストやフジクラなど今まで日本株を牽引していた銘柄への売りや銀行株への売りに押され、大引けにかけて3万9400円割れまで下落基調で推移しました。
夜間取引の日経平均先物(3月限)は、円安ドル高の一服、および米小売売上高が市場予想を大きく上回ったことで利下げ観測が鈍化したことを受けて、3万9400円近辺から3万9200円近辺へ下落する動きとなりました。
18日の日経平均株価は、日米の金融政策に関する重要イベントを控えて様子見スタンスが強まるなかで、上値を3万9400円台まで切り下げつつ、3万9000円に向けて下値を試す動きを想定します。