225耳より情報
225耳より情報(権利付き最終日要因に米中の景気要因も加わる)
2024年09月27日 08:13
おはようございます。
26日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「9月末基準日の配当権利付き最終売買日に係る権利取りの動きに加え、権利落ちの無いETFによる配当権利落ち分を充当するための大引け時の先物買いを先回りした買いなど、需給面での一時的買い要因が想定されます。24日の高値である3万8427円を意識して上値を試す展開」と書きました。
実際には、それらの要因に加えて、中国の景気対策を好感したこと、および自民党総裁選への期待も加わり、大引けにかけて3万8925円まで買い上げられました。
夜間取引の日経平均先物(12月限)は、米国市場で米半導体企業の堅調な決算、週次の雇用の指標の底堅さに加えて中国メリット銘柄への物色を背景に、配当権利落ち分を埋めてさらに買われ、概ね3万8800円近辺から3万9400円近辺まで上昇しました。
27日の日経平均株価は、自民党総裁選の結果判明を午後3時以降に控えて、大引けにかけて値動きが荒くなる可能性がありそうです。
7/31の高値である3万9188円が特に終値で意識されやすいと見ますが、日中は3万8900円〜3万9500円近辺のレンジを想定します。