225耳より情報
225耳より情報(日銀金融政策決定会合、目先は上を試しやすい展開か)
2024年09月20日 08:05
おはようございます。
19日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「為替の1ドル142円台への円安ドル高への落ち着きを背景に戻りを試す局面が続き、3万6500円割れを押し目として3万7000円を試す展開を想定」と書きました。
実際には、現物価格から230円近辺の落ち分がある日経平均先物(12月限)が午前8時45分の寄り付きで3万6500円を割ったところからスタートし、3万7170円まで上昇しました。
これに伴って日経平均株価は3万7400円近くまで上昇しました。
日経平均株価の日足の基準線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)が3万7164円にあり、先物価格が同・基準線を意識した可能性が挙げられます。
大引けでは現物価格が同・基準線を意識したようにも見受けられます。
夜間取引の日経平均先物(12月限)は、米国株高を背景に3万7350円近辺から3万7700円近辺まで上昇しました。
20日の日経平均株価は、日銀金融政策決定会合の結果発表をお昼前後に控えて変動しやすい日となりそうですが、現状維持であれば為替の円安ドル高を促して買いが優勢となる可能性も見ておきたいところです。
下値としては前日高値の3万7400円近辺、上値は夜間取引の先物高値を踏まえつつ3万8000円の節目を試す局面も想定されます。
他方、3連休と植田日銀総裁の会見を控えたポジション調整売りも大引けにかけて出やすくなることも考えられそうです。