225耳より情報
225耳より情報(先物12月限と現物は240円近辺の乖離、うち配当落ちは275円近辺)
2024年09月13日 08:11
12日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「先物・オプション9月限の取引最終日となることからオプション権利行使価格の中でも500円刻みの価格が意識されやすいことに加え、年初来高値と同安値の半値水準である3万6789円が上値として意識されやすい日となりそう」と書きました。
実際には、先物ベースで寄り付き後に3万6870円の高値から3万6500円割れで押し目買いとなり、大引けにかけて3万6900円まで買われる「下に往って来い」となりました。
その後の日経平均先物(12月限)の夜間取引は、米国の卸売物価指数(PPI)発表が悪材料視されたものの、半導体関連中心に米国株の堅調な動きを受けて3万6200円近辺から3万6800円近辺まで上昇しました。
なお、9月末の配当権利落ちが275円程度見込まれますので、現物換算では3万7000円超えの場面もあったということになります。
13日の日経平均株価は、3万6800円近辺の下値がいったんは意識されつつも、3万7000円超えからさらに上値を試す展開を想定します。
一目均衡表の日足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)である3万7150円近辺をメドに3万7250円も射程の範囲と見ます。