225耳より情報
225耳より情報（夜間取引での先物急騰を受けて）
2024年08月16日 08:30
おはようございます。
15日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「円安基調を背景に引き続き「半値戻し」の3万6791円を射程に入れつつも、3万6500円を意識した上値の重い展開の一方で、3万6000円の下値を試す局面があることも想定」と書きました。
実際には、日本の4-6月GDP速報値を好感し、寄り付き後の3万6400円近辺を底値として後場寄り後に3万6885円まで上昇しました。
その後は3万6600円近辺で押し目買いが入る堅調な動きとなりました。
日経平均先物（9月限）の夜間取引は、米国の小売売上高や新規失業保険申請件数などの経済指標が米国景気の強さを示すものとして好感されたことを受けて、為替の急速な円安ドル高進展を背景に3万7680円まで急騰しました。
16日の日経平均株価は、7/26の安値3万7611円に加え、8/1の安値3万7737円と8/2の高値3万7471円の間のマド（空白の価格帯）が上値で意識される一方、3万6733円の4月安値を付けた4/19の終値である3万7068円が下値のメドになりやすい展開を想定します。
