225耳より情報
225耳より情報（上値の重さが意識されやすい展開か）
2024年08月15日 08:25
おはようございます。
14日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「7/11高値の4万2426円から8/5安値の3万1156円までの下落に対する半値戻しである3万6791円が射程に入ってきそう」としつつ、「為替が円高方向に振れていることから、3万6500円近辺で上値が抑えられやすい一方、米消費者物価指数（CPI）発表への期待から下値も3万6000円が意識されやすい展開を想定」と書きました。
実際には、午前中は3万6600円台から3万6300円割れまで下落後、岸田首相の総裁選不出馬の報道を受けて最初は寄り付き後の高値まで戻りましたが、すぐに下落基調へと反転しました。
3万6079円まで下落後、大引けにかけて3万6500円超えまで戻りを試す展開となりました。
日経平均先物（6月限）の夜間取引は、7月の米消費者物価指数（CPI）の発表を受けて、3万6400円近辺から3万5900円近辺まで下落したものの、為替の円安ドル高を背景に3万6300円近辺まで戻り上昇となりました。
15日の日経平均株価は、円安基調を背景に引き続き「半値戻し」の3万6791円を射程に入れつつも、3万6500円を意識した上値の重い展開を想定します。
他方、下値は3万6000円の底堅さを試すものとみます。
