225耳より情報
225耳より情報(不意打ち介入可能性で急遽訪れた転機か?)
2024年07月12日 08:32
おはようございます。
11日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「ミニ先物とオプションの7月限の取引最終日に係る需給要因を背景に、オプション権利行使価格を意識した値動きの荒い展開となる可能性もありそうです。4万2000〜4万2500円を中心とした250円刻みの価格近辺での動きに要注意」と書きました。
実際には、4万2250円のオプション権利行使価格を中心とした上下150円近辺の動きで推移しました。
日経平均先物(9月限)の夜間取引は、米国消費者物価指数(CPI)の発表後、当局の不意打ち為替介入と疑われる動きから為替の急激な円高ドル安が進行したことや、半導体のエヌビディアや電気自動車のテスラといった主力米国株が大幅に売られたことを受けて、4万1500円台まで売られる局面がありました。
12日の日経平均株価は、為替のドル押し目買いとともに4万2000円の節目を意識したリバウンドが期待される一方、連休を控えたポジション調整要因でリバウンド一服後の売り直しから4万1500円の下値を試すような展開も警戒される局面とみます。