MT5にはデフォルトで50種類以上のインジケーターが搭載されています。さらにMT5のインジケーターは国内外のサイトで無料配布や有料販売が行われており、外部インジケーターの追加も可能です。こちらの記事では、MT5に外部インジケーターを追加する方法を解説します。
MT5はデフォルトで50種類以上のインジケーターが搭載されています。よって、搭載されたインジケーターのみで、自分好みのテクニカルチャートを試すことができます。
しかしMT5には、国内外で有料及び無料の様々なインジケーターが存在します。MT5の開発元のMQL社のサイトにも、インジケーターの販売サイトがあります(https://www.mql5.com/ja/market/mt5/indicator)。
MT4もMT5と同様に国内外で有料・無料の様々なインジケーターが存在します。ただしMT4とMT5のインジケーターには互換性がない点は注意が必要です。
MT5にはMT4と同様に、国内外に様々な有料と無料のインジケーターがあります。有料と無料のいずれも、外部インジケーターを入手する際は、信頼できるサイトから入手しましょう。特に有料インジケーターを購入する際は、十万円以上など高額なものは詐欺の可能性もあるため注意が必要です。
それぞれ順番に解説します。
MT4もMT5と同様の手順で外部インジケーターの追加が可能です。MT4に慣れている方なら、MT5でもスムーズに外部インジケーターの追加ができます。
最上段の「ファイル」を選択した後、「データフォルダを開く」を選択します。
次に開いたフォルダの「MQL5」をダブルクリックします。すると下記画面が現れます。
上記の「MQL5」のフォルダの中にある、「Indicator」をダブルクリックします。次に現れる「Indicator」フォルダの中の「Free Indicator」や「Example」の中にデフォルトのインジケーターが入っています。
外部インジケーターを追加する際は、「Indicator」の空白部分にコピー&ペースト(ドラッグ&ドロップでも可能)します。すると「Indicator」部分に新たにインジケーターが追加されます。
上記では「24.3.28test」という名前の外部インジケーターを導入しました。
最後に再起動を行います。再起動後、左側のナビゲータ部分の「指標」の中に、先ほどのインジケーターの追加が確認できれば、外部インジケーターの追加は完了です。
ナビゲータ部分に「24.3.28test」を確認
MT4に比べるとMT5は歴史が浅いため、まだ外部インジケーターの数は少ないです。しかし国内外に様々な外部インジケーターがあります。
MT5の扱いに慣れてきたら、使いやすい外部インジケーターも探してはいかがでしょうか。お気に入りの一品に出会える可能性があります。ただし信頼できるサイトの利用を心がけましょう。
FX雑誌『外国為替』の編集長。元FX攻略.com副編集長。
成功しているトレーダーや証券会社への豊富な取材経験を生かし、公正かつ独自性が高い執筆をモットーとしている。
また、個人投資家として、FX、海外株式、先物、暗号資産など、幅広いジャンルへの投資を行っている。