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幅広く学ぶ、TradingViewのすべて

 

第19回SNS機能①(コンテンツ紹介)

世界中の投資家に人気のチャートツールであるTradingViewに関する基礎知識を学び、使いこなしていくためにその多彩な機能や使い方を紹介していきます。

 

1.チャートだけじゃない、SNS機能も魅力

高機能なチャート分析ツールであるTradingViewは、投資家のためのプラットフォームとして他にもさまざまなサービスも提供しています。特にTradingView内での情報交換などユーザー同士の交流を活発化させているコミュニティとしてのSNS機能が、他のチャートツールよりも充実しています。
今回は、金融・投資に特化したTradingViewのSNS機能について紹介します。

 

2.共有・交流ができる4つのコンテンツ

アカウントを作成したユーザーは、TradingViewのチャートを通してコンテンツの投稿や共有、ユーザー同士の交流ができます。特に「アイデア」「Pineスクリプト」「チャット」「マインド」の4つは、共有・交流することでチャート分析も、より効果的に活用できるSNS機能になっています。

アイデア

ユーザーがチャートとテキストを組み合わせて、金融・投資に関するさまざまなアイデアを一つの記事にして投稿しています。
アイデアには大きなカテゴリが2つあり、各シンボルのチャート分析やトレードプランの解説、今後の相場予測などを中心とした「トレードアイデア」と、銘柄選択や分析ツールの使い方、資金管理といったトレードに必要な知識や技術の本質を学習できる「教育アイデア」があります。
また、アイデアはチャートとテキストだけでなく、動画形式でも投稿が可能です。

Pineスクリプト

TradingViewのチャート上で機能する独自のプログラミング言語である「Pineスクリプト」を利用して、オリジナルのインジケーターやストラテジーなどを作成し投稿することができます。
作成したスクリプトは、ソースコードの公開・保護・招待専用から選択して投稿することができ、公開・保護されたスクリプトは全てのユーザーが利用することができます。

チャット

設定された11のトークカテゴリでユーザー全員が閲覧できる公開チャットと、特定のユーザー同士で交流ができるプライベートチャットが用意されています。公開チャットは金融商品に関する話題だけでなく、チャートの使い方やニュース・知識などの情報共有の場にもなっています。

マインド

個別のシンボルについてチャットやフォロー・ディスカッションが行える機能です。ウォッチリストのシンボルを選択して、シンボル情報欄から閲覧できます。
公開チャットよりもテーマが細分化されていることで、個別具体的なニュースや情報の意見交換ができます。現在は有料プランのユーザーのみが投稿可能なベータ版として公開されています。

 

3.終わりに

あらゆる金融商品のチャートを取り扱っているTradingViewでは、世界中の投資家や金融のスペシャリストが集まりコミュニティを形成しています。投稿・公開されるコンテンツを通して貴重な知識や情報が集合知としての価値を高めています。
チャート分析だけでなく、日々公開されるアイデアから自分では気づけない発想を得たり、ユーザーとの交流を深めて、幅広くTradingViewを活用していきましょう。