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幅広く学ぶ、TradingViewのすべて

 

第3回無料/有料プランの比較

世界中の投資家に人気のチャートツールであるTradingViewに関する基礎知識を学び、使いこなしていくためにその多彩な機能や使い方を紹介していきます。

 

1.TradingViewのプランを紹介

TradingViewは基本無料のチャートツールですが、各有料プランへとアップグレードすることで、利用できる便利な機能・サービスが充実していきます。まずアカウントを作成すると、無料プランの「Basic」が利用できます。そして有料プランは、拡張される機能の違いに応じて「Pro」「Pro+」「Premium」の3つが用意されています。ここではそれぞれのプランを比較し、主な機能の違いを紹介します。

なお有料プランへ変更する方法は、アカウント作成後のアカウントアイコンの横、またはアカウントメニューの「アカウントとお支払い」画面から「アップグレードする」を選択することで契約画面へと進むことができます。

 

2.Basicと各有料プランの違い

有料プランへ切り替えることで、画面上に広告が表示されなくなります。TradingViewを頻繁に利用する場合には、操作の快適さに違いが出てきます。

広告表示の有無

有料プランへ切り替えることで、画面上に広告が表示されなくなります。TradingViewを頻繁に利用する場合には、操作の快適さに違いが出てきます。

 

チャートの分割とチャートレイアウト保存

Basicはブラウザのタブ1つにつき、チャートを1つ表示できますが、有料プランでは1つのタブでチャートを分割して複数表示でき、最大で8分割のパターンから選択して表示することができます。

また有料プランにすることで、チャート画面全体の設定を保存できるチャートレイアウトを複数登録できるようになります。

 

インジケーターの設置数

Basicは、1つのチャート上に表示できるインジケーターの数が3つまでですが、有料プランではそれ以上を同時に表示できるようになります。また、価格水準ごとの出来高分布を視覚化する出来高プロファイルインジケーターは、有料プランから利用できるようになっています。

 

アラート設置数

有料プランに切り替えると、アラートを複数登録できるようになります。価格水準を条件とするアラートと、インジケーターや描画アイテムなどに対するアラートが、それぞれ最大400まで登録できるようになります。

 

3.終わりに

各プランの主な違いを表で比較してみました。有料プランの中でもPremiumは、ほとんどの機能を最大限に利用でき、唯一時間足に秒足が選択できるなど、最上位のプランとなっています。 この他にも各プランでの細かな違いは数多くありますが、プランによってはまったく利用できない機能は少なく、その範囲や最大値に段階的な制限が設けられている仕組みになっています。

チャート分析や取引をより便利で快適にしたい場合には、有料プランへのアップグレードも検討してみましょう。ただし、上位のプランであれば良いというわけではなく、TradingViewを利用するスタイルや目的に合わせて、最も自分に適したプランを選ぶことが大切です。