FX取引では外国の指標や指数、または通貨の名称など普段の生活の中ではあまり耳にしないようなワードが多く聞かれます。
そこでこの記事では、FX、MT5関連キーワードを紹介し、内容の理解を深めていただくとともに、お取引に役立てていただけるようまとめています。
弊社が提供するMT5では、さまざまなニーズに応じてアラートを設定することが可能です。
アラート機能を活用することで、重要な価格変動やトレードのチャンスを逃さず迅速に対応できます。
本記事では、スマートフォン版とパソコン版におけるMT5のアラート設定方法や、利用時の注意点について詳しく解説します。
∟この記事からわかること
MT5のアラート機能は、MT5の各種設定に応じた通知を受け取れる機能です。
価格の変動や特定の市場状況に応じて、音や通知でお知らせをしてくれます。
アラートは価格や時間など、さまざまな基準に基づいて設定可能です。
アラートが作動すると、スマートフォンへの通知(メールやプッシュ通知)を通じて確認できます。
忙しいトレーダーにとって、市場の動きを効率的に把握するために必須とも言える機能です。
弊社では、高機能ツールであるMT5を提供しており、アラート機能の設定も可能です。
設定することで、外出先やチャートを見ていない場合でも、価格変動やエントリーチャンスをいち早く確認できます。
アラート設定では、事前にスマートフォンから通知を有効化しておく必要があります。
以下の手順で、お手持ちのスマートフォンの通知を有効化しておいてください。
MT5のアプリは、各アプリストアからインストール可能です。
AndroidスマートフォンはGoogle Play、iPhoneであればApp StoreからMT5またはMetaTrader 5と検索してダウンロードを行います。
ダウンロード後のインストールが完了したら、スマートフォン上にMT5のアイコンが表示されるので、タップして起動してください。
アプリを起動した後に、「設定」→「新規口座」の順にタップします。
新規口座から検索ウインドウで「phillip」と検索し、「Phillip Securities Japan,Ltd.」をタップしてください。
ログイン情報の入力画面が表示されるので、口座開設時にお送りしたメールを確認して、正しいログイン情報を入力します。
スマートフォンにMT5のアプリをインストールしたら、次はスマートフォンのプッシュ通知を有効化します。
Androidの場合は、以下の手順でプッシュ通知を有効化してください。
iPhoneの場合は、以下の手順でプッシュ通知を有効化してください。
次に、MT5アプリでIDを取得します。
MT5アプリを起動後に、画面右下の「設定」をタップしてください。
次の画面で、「チャートとメッセージ」をタップします。
画面の下部にMetaQuotes IDが表示されるので、「MetaQuotes ID:」の後に続く英数字を確認し、メモしておきます。
これで、スマートフォンでの設定は完了です。
スマートフォンでプッシュ通知の設定が完了したら、次にパソコン版のMT5でプッシュ通知を有効化させます。
パソコン版のMT5を起動して、画面上部のメニューバーから、「ツール」→「オプション」の順にクリックしてください。
オプションメニューを開いたら、「通知」と記載された箇所をクリックします。
次に、「プッシュ通知機能を有効にする」のチェックボックスをクリックしてチェックを入れてください。
次に、スマートフォン版のMT5で取得したIDを、MetaQuotes IDの入力欄に入力します。
入力ミスのないように、メモをよく確認しながら入力してください。
入力が完了したら、パソコンからプッシュ通知をテスト送信します。
MetaQuotes IDの入力欄の右にある「テスト(T)」をクリックしてください。
スマートフォンに下画像のようなテキストメッセージがプッシュ通知で届いていれば問題ありません。
MT5のアラート機能は、プッシュ通知だけではなく、メールでも受信可能です。
ただし、Gmailアドレスなどの一部フリーメールでは、セキュリティ設定によりMT5からのアクセスが拒否されることがありますのでご注意ください。
MT5を開き、「ツール」メニューから「オプション」を選択します。
オプション画面で「Eメール」タブをクリックし、「メール設定を有効にする」にチェックを入れます。
次に、アラートで使用するメール情報を入力します。
Yahoo!のメールアドレスで設定する場合、
SMTPサーバの欄には、smtp.mail.yahoo.co.jp:465と入力してください。
SMTPログインでは、自身のYahoo!のアドレスを入力します。
また、SMTPパスワードでは、Yahoo!のログインパスワードを入力してください。
全ての入力が終わったら、「テスト」ボタンを押してメールが正しく届くか確認します。
受信先のアドレス宛に「Phillip Securities MT5 Terminal email test」というタイトルのメールが届いていれば、メールの受信設定が問題なくできています。
画面下の「OK」をクリックしてタブを閉じてください。
次に、パソコン版でのMT5アラート機能の設定方法を紹介します。
弊社のMT5では、自身の取引スタイルなど目的に合ったアラートの設定が可能です。
スマートフォンの通知設定が完了したら、以下の手順でアラートを設定し、日々のトレードにお役立てください。
まずは、弊社のMT5を起動して「ファイル」→「取引口座にログイン」の順にクリックします。
ログイン画面が表示されるので、ログインIDやパスワード、サーバー名を入力、または選択してください。
ログインに必要な情報は、弊社の口座を開設頂いた際にお送りしたメールに記載されています。
ログイン情報を入力したら、「OK」をクリックしてログインします。
ログイン情報が分からなくなってしまった場合は、弊社のサポートフォームからお気軽にお問合せください。
ログインが完了したら、MT5上部の「表示」→「ツールボックス」の順にクリックします。
画面下に表示されたツールボックスの各項目から、「アラート」をクリックしてください。
アラートタブを選択すると、ツールボックス内が空白で表示されます。
空白部分にカーソルを合わせて右クリックしてください。
アラートの空白部分を右クリックすると、以下のような項目が表示されます。
各項目の中から、「新規メール(C)」をクリックしてください。
新規メールをクリックすると、MT5上にアラートエディターが表示されます。
アラートエディターの各種項目を変更して、アラートの設定を行う流れです。
アラートの詳細を設定する前に、アラートを有効化します。
アラートエディター内に表示された「有効化」のチェックボックスをクリックして、チェックを入れておいてください。
有効化のチェックが完了したら、アラートの詳細を設定します。
設定項目は以下の通りです。
動作
アラートが発動した際の動作を設定します。「通知」以外にも、「サウンド」「ファイル」「メール」を選ぶことができます。
期限
アラートの有効期限を設定します。期限を設けたくない場合は、チェックを外すことで期限なしに設定可能です。
銘柄
通知を受け取りたい通貨ペアの種類を選択します。
弊社で扱う24種類の通貨ペアから選択可能です。
条件
以下のアラートを発動させる条件を設定します。
Bid <: 売値が指定した価格を下回ったときに発動
Bid >: 売値が指定した価格を上回ったときに発動
Ask <: 買値が指定した価格を下回ったときに発動
Ask >: 買値が指定した価格を上回ったときに発動
Last <: 直近の価格が指定値を下回ったときに発動
Last >: 直近の価格が指定値を超えたときに発動
Volume <: 注文数量が指定値を下回ったときに発動
Volume >: 注文数量が指定値を上回ったときに発動
Time =: 指定した時刻に発動
値
アラートの条件となる価格、注文数量、あるいは時刻を入力します。
ソース
プッシュ通知を利用する場合は、特に入力の必要はありません。
時間制限
アラート通知が有効となる時間範囲を指定します。
回数制限
アラートが繰り返される回数を設定します。ただし、①で「通知」を選んだ場合は入力する必要はなく、そのままで問題ありません。
アラートエディターの設定が完了したら、画面下のOKをクリックします。 OKの右にある「テスト」をクリックすれば、スマートフォンにプッシュ通知が送られてくるかの確認も可能です。
MT5のアラート機能を使用する際、アラートはパソコン版のMT5を起動している間しか作動しません。
パソコンでMT5を閉じた場合や、スリープモードに入ると、アラートが機能しなくなります。
アラートを確実に受け取るためには、パソコン版のMT5を常に立ち上げた状態にしておく必要があります。
長時間の監視が必要な場合や、パソコンを閉じた状態で外出中に通知を受け取りたい場合は、VPS(仮想専用サーバー)の利用がおすすめです。
弊社が提供するMT5では、アラート機能をご利用頂けます。
外出先でも相場変動やエントリーポイントを迅速に把握したい方におすすめの機能となっています。
取引スタイルに合わせて、通知内容を細かく設定できるため、忙しくて頻繁にチャートを確認できない方にも最適です。
弊社のMT5からアラート機能を設定し、より快適なトレードにお役立てください。