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MT5オリジナル、MT5でチャート画像(スクリーンショット)を手軽に保存する方法

過去チャートに自らのエントリーと決済の場所に印を付けるなどして、自らの取引を振り返ることが取引上達には有効とされています。

こちらの記事では、MT5のチャート画像をスクリーンショットとして手軽に保存する方法を解説しました。

 

FX上達には自らの取引の振り返りが重要

FXの上達方法として、エントリーから決済までの取引を終えた後、チャートにエントリーと決済の部分に印を付けて振り返る、という方法があります。

取引の振り返りには、過去チャートが欠かせません。MT5は簡単にチャート画像が保存できるため、過去の取引を振り返る際などに利用してみましょう。

  • MT4にはMT5のようなチャート画像の保存機能はありません。本機能はMT5のオリジナル機能です!

 

MT5でチャート画像(スクリーンショット)を保存する手順

MT5で、チャート画像をスクリーンショットとして保存する手順は以下となります。

  1. 保存したいチャート上で右クリックして「画像として保存」を選択
  2. 3つの保存形式から1つを選択
  3. 名前を付けて保存するとスクリーンショットが展開される

それぞれ解説します。

 

①保存したいチャート上で右クリックして「画像として保存」を選択

最初に過去検証を行うチャートを用意します。チャートを用意した後、チャート上で右クリックして、「画像として保存」を選択します。

 

②3つの保存形式から1つを選択

「作業中のワークスペース」(MT5全体の画像を保存)、「作業中のチャート(可視範囲)」(チャート部分のみ保存)、「作業中のチャート」(保存する画像の大きさを指定してチャート部分のみを保存)の3種類から保存形式を選択して、「OK」をクリックします。

 

③名前を付けて保存するとスクリーンショットが展開される

名前を付けた後「保存」をクリックすると、自動的にスクリーンショットが展開されるので、画像の確認もすぐに可能です。

画像を保存すると、保存した画像が自動的に展開されます。

先ほど「作業中のチャート(可視範囲)」で保存したチャート画像

 

画像をネットにアップロードも可能

チャート画像の保存の選択時に「画像をオンラインでMQL5チャートサービスにアップロードし、リンクを取得します」にクリックすると、保存した画像がMQL5チャートサービスにアップロードされ、画像のリンクを取得できます。これにより保存した画像を、ネット上でも簡単に利用できるようになります。

 

まとめ

自らの取引は情報の宝庫です。自らの取引を過去チャートで振り返れば、失敗の原因分析や今後の教訓が得られます。同じ間違いを繰り返さないことで、取引の腕前は着実に上がります。

MT5は簡単にチャート画像をスクリーンショットとして保存可能です。特に取引が損失に終わった後は、MT5のチャート画像の保存機能を活用して、取引を振り返ってはいかがでしょうか。

 

執筆者紹介

FX雑誌『外国為替』の編集長。元FX攻略.com副編集長。

成功しているトレーダーや証券会社への豊富な取材経験を生かし、公正かつ独自性が高い執筆をモットーとしている。
また、個人投資家として、FX、海外株式、先物、暗号資産など、幅広いジャンルへの投資を行っている。