MT5にはデフォルトで50種類以上のインジケーターが搭載されています。またMT5は、外部から無料・有料の様々なインジケーターの導入もできます。インジケーターの入れ方を知り、MT5で自分好みのテクニカルチャートを作成してみましょう。
MT5にはデフォルトで50種類以上のインジケーターが搭載されています。種類により「トレンド系」、「オシレーター」、「ボリューム系」、「ビル・ウィリアムス系」「Examples」「Free Indicators」に分けられ、各フォルダにインジケーターは格納されています。
MT4にもMT5と同様、様々なチャートが存在します。MT5はMT4の後継ツールとして開発されましたが、MT4のインジケーターとMT5のインジケーターには互換性がないため注意しましょう
デフォルトで搭載のMT5のインジのチャートへの入れ方は、以下の2つの方法があります。
それぞれ解説します。
ナビゲータには、デフォルトで搭載されているインジケーターがフォルダの中に表示されます。表示がない場合、各フォルダの「+」をクリックすると、インジケーターが表示されます。
インジケーターを表示させた後、表示させたいインジケーターを左クリック→チャートにドラッグ&ドロップして「OK」をクリックすれば、チャートに選んだインジケーターが反映されます。
インジケーターは複数表示も可能です。複数表示させる際は、順次ドラッグ&ドロップして「OK」をクリックします。
MT5の上段メニュー部分から「挿入」→「インディケータ」と進むと、「トレンド系」、「オシレーター」、「ボリューム系」、「ビル・ウィリアムス系」「カスタム」のインジケーターの選択が可能になります。
その中から表示させたいインジケーターが格納されているフォルダを選び、該当のインジケーターを選択し「OK」をクリックすると、チャートに選択したインジケーターが反映されます。
①と同様にMT4でも同じ手順でチャートにインジケーターが導入できます。
チャートに入れたインジケーターが気に入らない場合、チャートからの削除も可能です。インジケーターを削除する際は、インジケーターが表示されているチャート上で右クリックして「インディケータリスト」をクリックします。
すると「表示中のインディケータ」画面が表示され、その中のインディケーターを選択し「削除」をクリックすると、指定したインディケータは削除されます。
インジケーターのチャートからの削除方法はMT4とMT5で同じ手順です
MT5はデフォルトのインジケーターのみでも50種類以上が搭載されており、順張り系から逆張り系まで自分好みのインジケーターを入れて、オリジナルのチャート作成ができます。
一度作ったチャートは、テンプレート機能で保存も可能です。複数のインジケーターも簡単に表示できるMT5で、取引しやすいオリジナルチャートを作成してはいかがでしょうか。
FX雑誌『外国為替』の編集長。元FX攻略.com副編集長。
成功しているトレーダーや証券会社への豊富な取材経験を生かし、公正かつ独自性が高い執筆をモットーとしている。
また、個人投資家として、FX、海外株式、先物、暗号資産など、幅広いジャンルへの投資を行っている。