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225耳より情報

225耳より情報(方向感を見出しにくいレンジ横ばいの動きの傾向)

2024年12月10日 07:57

おはようございます。

9日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「今週はポジション調整的な動きが出やすい週になるのではないかと想定」としつつ、「寄り付き後に高値を付けた後で3万9000円に向けて下値を試す動きが中心になるとみます」と書きました。

実際には、寄り付きの3万9332円を高値として9時40分までに3万8972円まで下落しました。その後は、3万9300円までの戻り、3万9065円までの押しと、レンジ内の上下動を繰り返しました。半導体関連が弱かったことが上値を抑える背景となりました。

夜間取引の日経平均先物(12月限)は、中国共産党が来年、経済成長を支えるためにより積極的な財政政策と併せて「適度に緩和的な」金融政策を導入すると発表したこと、および、米長期金利上昇を受けた為替の円安ドル高を背景に、3万9500円を超える局面がありましたが、その後は3万9300〜3万9500円のレンジ内で下落、戻り上昇、再下落と、上下動を繰り返しました。

10日の日経平均株価は、先物・オプションの12月限の最終決済に関する「メジャーSQ」を控えて「現物買い・先物売り」の裁定買い残ポジションの解消が出やすくなる需給要因、および米国株で半導体関連が軟調に推移していることから、引き続き寄り付き後に高値を付けてからの下値を試しやすい展開を想定します。

 

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