225耳より情報
225耳より情報(日米で重要景気指標の発表)
2024年12月06日 07:51
おはようございます。
5日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「3万9500円割れで押し目買いが入りやすい一方、11月上旬に上値を何度も抑えられた3万9600〜3万9800円台の水準では売りが出やすいと見ます。3万9450〜3万9750円近辺での推移を想定」と書きました。
実際には、午前中は3万9400〜3万9600円近辺で推移しましたが、午後は3万9300円台〜3万9400円台のレンジへと下方にシフトしました。日銀の金融政策決定会合を控え、追加利上げの有無に関する思惑が錯綜して全体相場も買い手控えムードが台頭したことが背景となりました。
夜間取引の日経平均先物(12月限)は、米国の雇用関連指標が弱かったことを受けて米国株市場が軟調に推移したことから、米国市場開始時の3万9630円から3万9350円まで下落しました。
6日の日経平均株価は、寄り付き前に発表される賃金や消費関連指標が日銀の金融政策決定会合との関係で注目されることから、寄り付きから大きく動く可能性がありそうです。
その一方、米雇用統計発表待ちの様子見スタンスも強まりそうなことから、基本的には3万9000〜3万9500円近辺でのレンジ推移を想定します。