2023 年 4 月 12 日、東京丸の内にある日本外国特派員協会で、東証上場を目指す企業とすでに上場を 果たした企業およびそれらの企業を支援する方々による「Club Chemistry」会合の発足式と第一回会合 をフィリップ証券主催にて開催いたしました。
『Club Chemistry』は、主にフィリップ証券が J-Adviser を務める企業様や今後上場を目指す企業様、更には、それらの企業様を支えられている方々を対象に相互発展と親睦を目的としたクラブです。
私共はアジア最大手の金融グループであるフィリップキャピタル・グループの強みを生かし、シンガ ポールを始めとしたアジア経済への窓口として、また金融のプロフェッショナルとして、TOKYO PRO Market(以下 TPM)の No.1 J-Adviser として、皆様の良きパートナーであり続けたいと考えています。 TPM に上場を果たした日、多くの経営者の方が「上場はゴールではなく、スタートである」とその日の お気持ちを表現されます。
それは私共、フィリップ証券も全く同じ気持ちです。
上場を目指して準備をしている企業様、TPM から国内国外を問わず更なる飛躍を考えている企業様に向 けて、業容の拡大に資する情報、海外進出/海外との取引に関する情報やアレンジ、海外投資家との接点、 上場会社に必須となる実務情報など、ありとあらゆる情報やビジネスチャンスをご提供してまいります。
主催のフィリップ証券代表取締役永堀真より、「Club Chemistry の発足にあたって」として、Club Chemistry 発足の経緯や会合の意義、また今後の展望についてお話をさせていただき、開会のご挨拶を 行いました。一粒万倍日という非常に縁起の良い日に当たるとご紹介すると、出席の方のあちらこちら から歓声ともどよめきとも取れる声が漏れておりました。
まず、シンガポール大使館参事官の Darrel Chua 様をお迎えし、シンガポールと日本との経済交流、その発展のお話をいただきました。
つぎに、2022 年 6 月にフィリップ証券を J-Adviser として東京プロマーケットへ上場された株式会社アイガーの木田裕士代表取締役社長より「TPM 上場をきっかけに経団連加盟企業に。ステージが上がる事 で企業の更なる展望が広がる。」と題し、同社の上場までの軌跡と上場後の展開など、今回東京プロマー ケット上場を目指して参加されている企業が多い中で琴線に触れる内容のお話をしていただきました。
祝辞の最後には、JPX 執行役兼株式会社日本証券クリアリング機構 代表取締役社長小沼 泰之様より、 「TOKYO PRO Market の現状と未来」と題して、
東京プロマーケットの前身である TOKYO AIM から のお話をいただき、前身の AIM でも現行の東京プロマーケットでも第一号案件はフィリップ証券だった が発展のためにはお互い議論もし切磋琢磨してきて拡大してきており、特定投資家要件の緩和という制 度改革を経て今後も注目されるといった心強いお話がありました。
懇親会に先立って乾杯のご発声をいただいたのは、2021 年にフィリップ証券を J-Adviser として東京プ ロマーケットへ上場された琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社の早川周作代表取締役会長。
懇親会では、彩り豊かなお料理とともに参加の皆様のお話にも花が咲き、その熱気に会場の冷房を入れ る必要が出て来るかも、と心配になるほどという大盛況となりました。
名残惜しいところですが会場の都合もあり、閉会のお時間となり、フィリップ証券常務執行役員投資銀 行本部長脇本源一より、閉会のご挨拶をさせていただきました。
百名を超える方々にご参加いただき、最高のスタートとなりました。 時折強風が吹く中でしたが、これを追い風に前途洋々と出帆した Club Chemistry に
ご期待ください。
今後は Web セミナーを併用しながら「TPM 上場会社の資本政策」「TPM 上場ブランドの生かし方」「資金運用の極意」といったテーマにて東証上場までと上場後の実務実例をご紹介させていただくとともに、 フィリップ証券のサポートについてご紹介をさせていただく予定です。 本会へのご入会ご希望、その他お問合せはフィリップ証券 Club Chemistry 特設サイトへ掲載しておりま すので、併せてご覧いただけましたら幸いです。