【重要】一般法人口座における証拠金計算について

 

一般法人を顧客とする店頭外国為替証拠金取引を行う場合、 「金融商品取引業等に関する内閣府令」の定めるところにより、 新規約定時及び営業日ごとの一定の時刻における当該取引に係る当該顧客の証拠金率(証拠金額÷想定元本)が、 平成28年6月14日金融庁告示第25号に示された計算方法に従って算出される為替リスク想定比率以上になるように当該顧客から証拠金の預託を受ける必要があります。同規定は平成29年2月27日の取引より適用となっております。
フィリップFXでは、リスク想定比率の算出に金融先物取引業協会が公表する数値を使用し、レバレッジ規制に対応いたします。
※金商業者等の方の口座においては従来通り、通貨ペアに関わらず固定の証拠金となります

証拠金算出方法(1万通貨当り証拠金額)

各通貨の週間の最高値を基に1万通貨当たりの想定元本を算出し、その想定元本に為替リスク想定比率を掛け合わせて得られた数字において、1千円未満の端数を切り上げた金額を証拠金額とします。
ただし、金融先物取引業協会が開示する為替リスク想定比率が1%以下の通貨ペアに関しては1%として計算することとします。
各通貨ペアの証拠金額は、翌週初めに当社サイト上にてご案内し、翌々週の最初のお取引から最終お取引まで適用いたします。

計算例1:
EUR/JPYの1万通貨当りの証拠金額
EUR/JPYの計算対象期間の最高値が123.28円、リスク想定比率が2.25%の場合
123.28円×10,000ユーロ×2.25%%=27,738円
よって、証拠金額は28,000円(1千円単位に切り上げの為)

計算例2:
EUR/USDの1万通貨当りの証拠金額
EUR/USDの計算対象期間の最高値が1.0499、リスク想定比率が1.59%の場合
EUR/JPYの計算対象期間の最高値123.283円を基に計算(EUR/USDの最高値は考慮しない)
123.283円×10,000ユーロ×1.59%=19,601円
よって、証拠金額は20,000円(1千円単位に切り上げの為)
計算例3:
USD/HKDの1万通貨当りの証拠金額
USD/HKDの計算対象期間の最高値が7.75919、リスク想定比率が0.07%の場合
USD/JPYの計算対象期間の最高値118.619円を基に計算(USD/HKDの最高値は考慮しない)
また、為替リスク想定比率が1%以下のため1%とする
118.619円×10,000ドル×1%=11,861円
よって、証拠金額は12,000円(1千円単位に切り上げの為)

証拠金適用スケジュールのイメージ

以下に証拠金適用のイメージ(スケジュール)を表記します。ご参考下さい。※あくまでもスケジュールです。

日付 曜日 算定期間 周知期間 適用期間
2/13 【A】2/27(月)~3/4(土)に適用する証拠金基準額の算定対象期間    
2/14    
2/15    
2/16    
2/17    
2/18    
2/19      
2/20 【B】3/6(月)~3/11(土)に適用する証拠金基準額の算定対象期間 【A】2/27(月)~3/4(土)に適用する証拠金金額の周知期間  
2/21  
2/22  
2/23  
2/24  
2/25  
2/26  
2/27 【B】3/6(月)~3/11(土)に適用する証拠金金額の周知期間 【A】2/27(月)~3/4(土)に算出された証拠金金額の適用期間
2/28
3/1
3/2
3/3
3/4
3/5  
3/6   【B】3/6(月)~3/11(土)に算出された証拠金金額の適用期間
3/7  
3/8  
3/9  
3/10  
3/11  
3/12    

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